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みんな知ってる?「お盆」の由来や時期について。

まめ知識
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梅雨明けし、ついに夏本番となりました。
例年、梅雨が明けると日に日に暑さが増していきます。
8月になると「お盆」がやって参ります。

「お盆」の由来と時期

お盆とは、夏季に行われる先祖の精霊を祀る一連の行事期間のことを意味しています。
2019年も8月13日~16日にお墓参りを計画している方も多いのではないでしょうか。

あたり前に「お盆」という言葉を使っていますが、そもそもお盆の由来は何かご存知でしょうか。
知っているようで意外と知らないお盆の由来を紹介します。

お盆の由来

諸説あるようですが、仏教用語の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」の省略形として「盆」(一般に「お盆」)と呼ばれるそうです。盆とは文字どおり、本来は霊に対する供物を置く容器を意味するため、供物を供え祀られる精霊の呼称となり、盂蘭盆と混同されて習合したともいう説もあります。

お盆の歴史は古く、日本書紀によると、初めて行われたのは飛鳥時代だとされています。
推古天皇が初めてのお盆の法要を行い、その後聖武天皇の時代に宮中でお盆の行事を行うようになったといわれています。
その後は、主に武家や貴族などの上層階級に広がりましたが、江戸時代に入ってから庶民にも普及したそうです。

お盆の時期

お盆の時期は地域によっても異なりますが、大きくは「新暦のお盆」、「月遅れ盆」、そして「旧暦のお盆」の3つにわかれます。

「新暦のお盆」とはカレンダーの7月15日を中日に、7月13日から16日までの期間を指します。
「月遅れ盆」というのはひと月遅れのお盆で、8月15日を中日に、8月13日から16日のお盆です。ちょうどお盆休みの時期で、この時期に合わせて帰省がする人も多いのではないでしょうか。
そして最後が「旧暦のお盆」です。
こちらは旧暦の7月15日を中日にしたお盆で、その年によって日にちが異なります。
これらは明治時代になって暦が変わったときにそのずれによって生まれた、ある意味新しいお盆です。
なお、お盆の期間は4日間で、13日がお盆の入り(迎え盆)、16日が盆明け(送り盆)とされており、中日の14日や15日に法要など供養の儀式が行われるのが一般的ですが、こちらも地域によって違いがあるようです。

迎え盆

お盆02.jpg
迎え盆では、迎え火を始め、精霊棚の準備などを行います。
この時に行う内容は地域や信仰している宗派によって違いますが、一般的には迎え盆は8月13日が主流であり、ご先祖様の霊は13日の夕刻に帰ってこられるといわれており、この日もしくはこの日までにご先祖様の霊をお呼びする為の精霊棚を準備し、お墓参りをしてその後迎え火などでご先祖様の霊をお呼びします。

一般的な迎え盆(もしくはそれまでに行うもの)に行うことは以下の通りです。

◆お盆飾りの準備
 お仏壇の掃除、精霊棚(盆棚)、盆提灯等
◆お墓参り
 お墓の掃除、ご先祖様の霊をお呼びする
◆迎え火
 ご先祖様の霊が迷わないように火を灯す

ざっとこのような流れでご先祖様をお迎えします。

上記で「お盆飾り」とまとめてご紹介しましたが、ご先祖様の霊をお呼びするために、様々な飾り付けを行います。
有名なお盆のキュウリとナスの飾り(精霊馬/精霊牛)などのほかにも、たくさんのお供え物があります。

盆棚(精霊棚)

お盆04.jpg

盆棚(精霊棚)は、お仏壇の前に設置します。
真菰(まこも)という植物で編んだゴザ、もしくは白い布を机の上に敷きます。その上に、お花や野菜・果物と一緒にキュウリやナスに爪楊枝や割り箸で足をつけた精霊牛、精霊馬、水の子、みぞはぎの花、お盆団子等々を置きます。
そして盆棚の横に盆提灯を一対(二対の場合もあります)を飾ります。
伝統的な正式な方法だと、四隅に青竹を立てて盆棚の上を通るように縄を張り、ホオズキ、そうめん、昆布などを吊るしますが、略式でこれらを盆棚の上に置くという方法も一般的になりつつあります。

迎え盆のお墓参り

お墓参り.jpg
お盆にはお墓参りをするのが一般的ですが、そのお墓参りをする理由はご存知でしょうか?
お盆にお墓参りをする理由は、ご先祖様の霊をお呼びするためです。
(これは地域によって違いますが、迎え盆にお墓参りをしても、ご先祖様の霊をお迎えするという意図がない場合もあります。)

いずれにせよ、お盆にお墓参りをした際は、お供えして手を合わせ、掃除をする必要がある霊園やお寺などでは掃除を行います。

迎え火について

お盆06.jpg

迎え火は、お盆の13日の夕刻にご先祖様の霊が帰ってくるといわれているので、その時間に行うのが一般的です。
お墓入りをして、ご先祖様の霊をお迎えする場合は、お墓の前で盆提灯に火を灯し、それを家まで持って帰って飾っておきます。
お墓が遠いところにある場合などはこのようなことはできないため、仏壇の前に飾った盆提灯を点灯するという儀式もあります。

ちなみに、正式な迎え火の方法は、玄関などで炮烙(ほうらく)と呼ばれる素焼きの皿の上で麻幹(おがら)と呼ばれる麻の茎を乾燥させたものを井の字に組んで燃やすとされています。
炮烙(ほうらく)や麻幹(おがら)など、聞き慣れないものもありますが、仏具屋さんやスーパーで販売しています。
ちなみに、この迎え火の上をまたぐことは厄除けのご利益に預かれるとする地域もあるそうです。

送り盆

送り盆とは、お盆の間に滞在していただいたご先祖様の霊をお送りする一連の行事のことです。
迎え盆と同様、地域によって送り盆の日にちも行うことも変わりますが、13日に迎え盆を行った地域では、15日夕刻や16日に行うのが主流となっているようです。

8月16日といえば、京都の「五山送り火」でも有名ですが、送り火でご先祖様の霊をお送りしています。他にも地域によっては、精霊流し(しょうりょうながし)や精霊送りともいわれる、川や海にお盆飾りなどを流してご先祖様の霊も一緒に帰っていただくという送り盆の行事もあります。

ご先祖様を家のお仏壇に案内し、送り盆はご先祖様の霊をあの世までお見送りするために行います。

まとめ

お盆は亡くなった方やご先祖様の霊魂が家に帰ってくることのできる、年に一回の行事です。
週間や時期、飾り付けの仕方などは地域や家庭によって違いがありますが、感謝の気持ちをもって心を込めて供養を行うことが重要なのではないでしょうか。
亡くなった方やご先祖様の霊魂の供養以外にも、古来日本ではお盆に奉公人が主人に休暇をもらって里帰りする「藪入り」の日でもあったそうです。主人は奉公人に着物や小遣いを与えて、奉公人は実家で親子水入らずの時間を楽しんだといいます。

暑い夏が続きます。先祖を敬い、家族や親せきを大切にする日本の伝統を受け継いだお盆の時期を過ごしたいものです。

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