「まめに暮らせるように」を意味する「黒豆」
そこで正月特集第三弾は、おせち料理の人気メニューでもある黒豆の食材に隠された「願い」と、カネハツ食品の黒豆をご紹介します。
黒豆はおせちに必要!!
黒豆はおせち料理にはかかせないもので、祝い肴三種(黒豆、数の子、田作り)のひとつと、されていています。
祝い肴と餅さえあれば、「最低限のお正月のお祝いができる」っていわれるほど、必要不可欠なものとされています。
重箱では、黒豆は、一の重といわれる一段目に、詰められているのが、一般的となっていてカネハツ食品のお重にも黒豆は一の重に入っております。
おせちには、必要不可欠な具材のひとつで、黒光りしていて、殻がなくて、表面がツルッとしたものが、黒豆として、良いものといわれています。
黒豆は人気があるからおせちに入っているわけではありません。
「黒豆」も「栗きんとん」や「昆布巻」のように意味や願いが、それぞれに、こめられています。
ご存知のとおり、食べることで、それらの縁起をかつぐことができるんです。
黒豆にこめられている意味とは??
無病息災を願い、今年一年、家族全員が、健康的に暮らせるように、祈願するものなんです。
具体的には、次の3つの意味がこめられていると言われています。
●厄除け
黒色は、魔除けの色、悪気を祓う色とされていていました。
道教では、邪気を祓い、災いを防ぐちからがあるとされ、不老長寿をもたらす色として、信じられておりました。
1年間の厄祓いをして、今年一年、元気で働けるように、との意味もこめられています。
●長寿
「まめ」に達者で、しわがよるまで、長生きできますように、という願いがこめられています。
豆の黒色は、髪も黒々としていて、健康的で、栄養的にもいい状態を、しめしているそうです。
関西では、まるくふっくらと甘く煮ることが、多いようです。しわが寄らないように、長生きできるように、という意味があります。
関東では、わざとしわができるように、煮立ているそうです。シワを長寿に見立てていて、しわが寄るまで、長生きできますようにという、思いが込められています。
地方によって、煮立て方が、ちがう場合があるそうです。
●健康
みなさんがよく聞く「まめ」に働き、「まめ」に暮らせるように、という願いがこめられているんです。
まじめによく働き、今年も、家族全員みんな、元気に過ごせていけますようにという、希望がこめられています。
黒豆が健康の意味を、あらわしているところは
・まめ : まめという言葉には、そもそも「丈夫に」とか「元気に」とか「健康的」という意味がありました。
いまでも、地方によっては、方言として、残っているところもあります。
・黒豆のまるい形 : 丸い黒豆の形が、太陽を意味していて、まめに精をだしてよく働けるほど、体が丈夫でありますように、という願望がこめられています。
・黒豆のくろ色 : 水田などで、真っ黒に日焼けするほど、陽にやけて、今年一年、元気で働けますように、という願いがこもっています。
おせち料理の黒豆にこめられている意味って、「健康」「長寿」「厄除け」の3つで、どれも、今年1年の家族の幸せを、願ってのものなんです。
カネハツの黒豆
カネハツの黒豆はひとつひとつ黒大豆の大きさの選別を行い、良質の物だけを使用し製品に仕上げております。
黒豆には「丹波産」「北海道産」などの黒大豆のもつ素材の特徴を最大限に引き出し、お客様のニーズに合わせて形態を変えお届けします。
地域性・商品特色などのお問い合わせは是非カネハツ食品へご用命ください。
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