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アクティブシニアの食生活と健康意識

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長寿の国と言われる我が国日本。厚生労働省の発表より、2017年の日本人の平均寿命は女性が87.26歳、男性が81.09歳で、ともに過去最高を更新しました。
日本の労働者の多くは60~65歳に定年退職を迎えますが、定年退職後も趣味やさまざまな活動に意欲的な方々はたくさんいらっしゃいます。そのような元気なシニア層のことを「アクティブシニア」と呼びます。
アクティブシニアは消費意欲も旺盛で旅行や買い物を楽しむ方や、SNSなど時代の最先端をゆく商品やサービスにも興味をもつ方なども多く、従来の高齢者に比べて情報収集力にも長けています。また、自分の祖父母・親などの介護も間近で見ていることもあり、健康意識が高く規則正しい生活を心掛けている方が多いと言われています。
「規則正しい食生活」とは、栄養素のバランスがとれた食事を、腹八分目を心がけ1日3食取り入れることです。特に1日3食食べることは活動に必要なエネルギーや栄養素を補い、生活リズムを整える点でとても重要です。

今回は、旅行や買い物を楽しむ元気なアクティブシニアの「病気や疾患についての不安」や「健康のために制限しているもの」など「シニアの食生活と健康意識」に着目しました。
※総合マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング様が2017年8月23日(水)~2017年8月25日(金)の3日間、60歳~79歳の男女1000人を対象に「シニアの食生活と健康意識」をテーマに実施したインターネットリサーチをもとに分析しました。

病気の予防のために【食事の面】で取り組んでいることの第一位は「野菜をたくさん摂るようにする」


食事の面できをつけていること.jpg

病気や疾患に対し、多くのシニアが不安を抱えておりその予防のために食事面でどのようなことを取り組んでいるかお聞きしました。
「野菜をたくさん摂るようにする」52.7%、「塩分を摂りすぎないようにする」43.3%と回答した方が多い結果となりました。また、「食事の面で取り組んでいることはない」と回答した方はわずか23.7%となり、病気の予防に食事面で取り組んでいることがあるシニアが約8割となっています。

健康のために積極的に摂取しているもの上位は「野菜 牛・乳乳製品 魚類」


積極的に栄養素と健康のためにとることを制限している栄養素.jpg

積極的に摂取し、制限しているのかについては積極的に摂取しているものは、「野菜」が最も多く64.9%、次いで「牛乳・乳製品」54.7%、「魚類」46.2%という順になりました。一方、制限しているものは「砂糖・お菓子・ケーキなどの甘いもの」29.9%が最も多く、次いで「アルコール類」22.9%、「パン・白米・麺類など炭水化物」19.2%という順になりました。

健康のために積極的に摂取している栄養素は「たんぱく質・食物繊維・ビタミン」

積極的に栄養素と健康のためにとることを制限している栄養素.jpg

積極的に摂取している栄養素は「たんぱく質」が最も多く31.4%、次いで「食物繊維」31.3%となりました。摂ることを制限している栄養素は「炭水化物(糖質)」が最も多く22.3%、次いで「油・脂質」19.1%となりました。
摂ることを制限している栄養素は「炭水化物(糖質)」、「油・脂質」が圧倒的に多い結果となっています。三大栄養素で見てみると、「たんぱく質」への意識は高く、「糖質」をセーブしていることがわかります。

摂取を控えている栄養素1位の「炭水化物(糖質)」は筋肉や臓器、脳を動かすエネルギー源であり、筋肉の合成を促進し、シニアの身体づくりにとって必要不可欠な栄養素。

シニアの楽しみである、旅行や運動などアクティブに生活するために筋肉量は重要です。

筋肉の材料となる「たんぱく質」の摂取だけではなく、エネルギー源の土台となる「炭水化物(糖質)」、血液やホルモンの材料となる「脂質」の、3大栄養素をバランス良く摂取することと定期的な運動がいきいき元気に過ごすために必要です。


カネハツ食品の商品でも脂質、炭水化物、食物繊維の豊富な大豆商品、食物繊維豊富な根菜類を使用した惣菜類が豊富です。消費者に喜ばれる商品提供を販売業者様と共に追求していきたいと考えておりますので、商品開発や仕入れ、流通などで課題がございましたらお気軽にご相談ください。




引用元:ネオマーケティング「シニアの食生活と健康意識に関する調査」

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