お惣菜の購入はもはや定番!お惣菜の購入に関するアンケート(カネハツ調べ)
日本惣菜協会が2020年6月1日に発刊した『2020年版惣菜白書』によれば、2019年の惣菜市場規模は前年比0.7%増の10兆3,200億円となり、10年連続での市場拡大となりました。
昨年10月の消費税増税により、近年CVSやスーパーが力を入れていたイートインスペースの利用が減少。さらに今年3月以降のコロナ禍による巣ごもりの中で手作り志向が高まったことや外食企業のテイクアウト・デリバリー注力により、惣菜の既存店売上前年比は減少傾向にあります。その反面、日々の食事作りには手間がかかってしまうこともあり、当社が製造・販売しているようなパウチタイプのお惣菜の需要が高まっています。
そこで今回は、男女3,090名に「お惣菜の購入」についてのアンケートを行ってみました。
(※2020年10月に実施。)
半数以上が「おうち時間」&「おうちごはん」の回数が増えている!
コロナ禍において、国や各都道府県知事より不要不急の外出を自粛するよう要請されました。その要請に伴い、男女3,090名を対象に自宅で過ごす時間について尋ねたところ、65%以上の方が従来よりも「増えた」と回答しました。
反対に「減った」と回答したのは全体の4.5%と、多くの方が自宅で過ごす時間、いわゆる“おうち時間”が増えたことが明確にわかります。
さらに“おうちごはん”の回数について尋ねたところ、60%以上の方が「増えた」と回答しました。反対に「減った」と回答したのは全体の1%未満となりました。
設問①のおうち時間の増加に伴い、今までは気軽に立ち寄っていたカフェや喫茶店、居酒屋にも、従来の頻度では行きづらくなってしまったため、おうちごはんの回数の増加につながったことが考えられます。
約70%が週1回以上お惣菜を購入
お惣菜の購入頻度を尋ねたところ、68%が週1回以上、90%以上が月1回以上と回答。半年未満及び購入しないと回答したのは全体の4%にも満たず、大多数の方が市販のお惣菜を活用していることが明確となりました。
さらにお惣菜の中で、「パウチタイプのお惣菜」の購入頻度を尋ねたところ、週1回以上と回答したのは38.5%にとどまったが、月1回以上と回答したのは約80%。
半年未満及び購入しないと回答したのは全体の10%と、お惣菜の購入頻度と比べると、少し低いことがわかります。
昔ながらの和惣菜が人気!
パウチタイプのお惣菜を購入する方に、購入するお惣菜のタイプを伺ったところ、最も人気だったのが、ひじきやきんぴらごぼうのような「和惣菜」でした。次いで、ポテトサラダやごぼうサラダのような「洋風サラダ」、ハンバーグなどの「肉系惣菜」となりました。
ひじきやきんぴらごぼうなどの「和惣菜」は、海藻類や根菜類などの下処理に手間がかかってしまうものが多く、美味しく作るにはある程度の量が必要となります。このような和惣菜はCVSやスーパーなどで簡単に手に入るので、「手間をかけずに食べたい」という想いから購入に繋がっていると思われます。
パウチタイプのお惣菜を購入する理由は「手軽だから」
パウチタイプのお惣菜を週1回以上購入している方男女700名に、パウチタイプのお惣菜を購入する理由を伺ったところ、最も多かったのは「手軽」というキーワードでした。
また、「おいしい・美味しい」というキーワードも目立つため、“パウチタイプ=美味しい”というプラスイメージを持っているようです。
また、日持ちするので「手軽・便利」、「一品足りないときや手間のかかる惣菜を手軽に食べられる」というパウチタイプのメリットも十分に理解した上で購入していることがわかります。
まとめ
コロナ禍による巣ごもりの中で以前よりも食事を作る時間が一時的に増えたかもしれませんが、今は従来の生活に戻りつつあります。さらに、おうちごはんの回数が増えたことにより、作り手の負担は増加しています。パウチタイプのお惣菜は手軽・便利だけでなく「買い置きできる」というメリットもあるので、あると安心なお惣菜です。
カネハツ食品では、日々の食事作りにおける負担を減らす手助けになるような商品づくりを心がけています。
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